〒803-8505 北九州市小倉北区金田1丁目3番1号

病院長挨拶

病院長写真

病院長
渋谷 恒文

所属学会

日本内科学会
 
認定内科医 総合内科専門医
指導医
日本血液学会
認定血液専門医 指導医
日本がん治療認定医機構
がん治療認定医
日本人間ドック学会
健診専門医 指導医
日本臨床腫瘍学会
 

 新小倉病院は、国家公務員共済組合連合会が昭和40年に設立し、以来小倉北区金田で地域の皆様に急性期医療を提供して参りました。私が院長として着任した平成22年には病院の基本理念を、「患者さんにとって安心と温かみのある最良の医療を行うことを心がけ、地域で最も信頼される病院を目指します」へと変更し、病院の急性期医療と慢性期の医療、ご自宅での療養をつなぐ身近な病院で有りたいと努めて参りました。  

 患者さんの年齢の変遷にも対応して、療養病床も設置し慢性期医療への取り組みも行ってきました。一方、当院は極めて質の高い最新の医療を地域で受けていただくために、肺がんや消化器がんの高度の内視鏡手術の推進や新薬の治験なども積極的に実施して大きな実績を挙げて参りました。徐々にこの成果が現れ、この2年は経営状況も好転し、現在は、待望の病院の新築を目標に、国家公務員共済組合連合会本部と協議を続けております。

 現在日本では世界でも例のないスピードで急速な少子化と高齢化が進んでいます。治療に支払われる医療費は政府によって医療行為毎に詳細に決められており、窓口で支払われる診療費(1割~3割)に加えて、毎月収入に応じて納めておられる国民保険料や社会保険料、それに税金からの補填などが診療報酬として医療機関に支払われます。高齢化に伴う急速な支払いの増加と収入の減少のために保険財政は大幅な赤字が続き、社会保障制度は維持できなくなっていると言われ、これを改善するための方策の一つとして、すでに医療機関には一層の医療の効率化が求められています。

 今年4月に、2年毎の診療報酬の支払制度の改定がありましたが、今回の改定は2025年を目途に始まる持続可能な社会保障制度の実現のための医療・介護体制の確立に向けての大改定の始まり、と言われる程大きな医療提供体制の変更です。今回始まった新しい診療体制は、近い将来の日本の医療・介護の方向性を明確に示しています。大きな目でみると「社会保障・税一体改革の実現」の第一歩とされていますが、細かくみると、次の4点について大きな見直しが行われています。

(1)入院医療は「急性期病床と急性期後の受け皿体制の明確化」
(2)外来医療は「大病院の外来の自由受診の抑制」と「診療所・中小病院の外来促進」
(3)在宅医療促進のための「在宅療養支援病院等の機能強化」と「訪問看護ステーションの大規模化推進」
(4)医療・介護連携による社会保障費全体の費用削減 等です。

 治療が終了すると皆様がそれぞれのご自宅や介護施設に可能な限り早く戻っていただき、「生活しながら治療を受けられる」体制の構築を目指すとされていますが、実現には様々な困難が予想されます。

 新小倉病院はこの流れの中で、地域の急性期医療と今回新設される地域包括ケア病棟を充実し、診療所の先生方や介護施設との連携の医療をさらに充実させ、地域の多様な医療需要に応える所存です。施設や自宅で生活しながら療養される患者さんが、安心して治療を受けられる病院として信頼を勝ち得たいと祈念しております。何卒ご支援をお願い申し上げます。

病院長 渋谷 恒文

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