当科は地域中核病院の糖尿病センターとして、日本糖尿病学会専門医・日本看護協会認定糖尿病看護認定看護師を中心に、医師と看護師・薬剤師・栄養士・検査技師・理学療法士等の糖尿病療養指導士とが密接に連携してチーム医療を行っています。
外来は2診体制で月曜日から金曜日まで、午前中の糖尿病専門外来で約1000名の外来患者さんを診療しています。入院診療は近隣施設からの紹介患者さんを中心に、血糖コントロール・教育入院・合併症の診療など、年間200名近い患者さんに行っています。
また、地域医療連携の一環として近隣の先生方との勉強会を隔月で開催し、診療の質の向上を図るとともに、地域全体での糖尿病診療を目指しています。その他、地域の研究会に積極的に参加し、地域医療への貢献にも励んでいます。
月曜日から金曜日まで、2診体制で糖尿病専門外来を行っており、仕事の勤務形態や生活習慣の違いなど、患者さん一人一人に合わせた治療や指導を行っています。
インスリン注射手技や血糖自己測定の手技を始め、糖尿病治療に関する不安に対し、医師・看護師による丁寧な指導を行っています。最近話題のフットケア外来も糖尿病認定看護師を中心に行っています。
総合病院の利点を生かし、眼科・皮膚科・歯科口腔外科・循環器内科・整形外科をはじめとした他科との連携により、迅速で、しかも専門的な合併症の精査と治療を行っています。
通常の糖尿病教育入院や血糖コントロール入院以外に、多忙のため長期の入院が困難な患者さんに対しても、短期間の教育入院・インスリン導入目的の入院なども行っており、多様なニーズに応えられるようにしています。
個々の患者さんに対して適切な治療を選択・調整するために糖尿病専門医によるカンファレンスを行っており、糖尿病療養指導士とのチーム医療により、糖尿病教室・栄養指導・血糖自己測定・インスリン自己注射手技指導等を中心に集団指導だけでなく、患者さん一人一人に合わせた個人指導も行っています。
地域医療連携の一環として隔月で「小倉SDM研究会」を開催しており、近隣の先生方とStaged Diabetes Management (SDM) マニュアルを使用したレクチャーや症例検討など、最新の糖尿病診療について勉強を行っています。おかげさまで平成23年3月に第37回を開催、これまでのべ 54施設、総計 70名の医師の参加がありました。
<コメディカル>
- 日本看護協会認定糖尿病看護認定看護師1名
- 日本糖尿病療養指導士 11名
- 福岡県糖尿病療養指導士 16名
藤本 良士
(ふじもと りょうじ)
糖尿病センター長 / 糖尿病内科部長 / 総合内科部長
所属学会
- 日本糖尿病学会
- 専門医 研修指導医
- 日本内科学会
- 総合内科専門医 認定内科医
平野 亮子
(ひらの りょうこ)
外来
所属学会
- 日本糖尿病学会
- 専門医
- 日本内科学会
- 認定内科医
廣瀬 俊介
(ひろせ しゅんすけ)
所属学会
- 日本糖尿病学会
- 専門医
- 日本内科学会
- 認定内科医
両林 龍太朗
(りょうりん りゅうたろう)
所属学会
- 日本糖尿病学会
- 日本内科学会
- 認定内科医
- 日本内分泌学会
峯崎 みどり
(みねざき みどり)
所属学会
- 日本糖尿病学会
- 専門医
- 日本内科学会
- 認定内科医
- 日本内分泌学会