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現在、日本における糖尿病患者さんは急速に増加し、平成14年度の実態調査では糖尿病予備軍まで併せると実に1620万人とされています。ただ、血糖が上がっても最初のうちはほとんど症状がないこともあって、病院に通院されている患者さんはそのうち約228万人程度で、多くの方は未治療の状態です。
しかし、高血糖は放置すると全身の血管や神経を侵し、合併症を進展させます。実際、糖尿病の合併症によって視力低下や腎障害等で苦しまれる方も年々増加しており、糖尿病はすでに失明、人工透析に至る患者さんの原因疾患の第1位になっています。これらの合併症はできるだけ早期に発見し治療することが望ましく、またその予防のためには症状がないうちからの血糖管理が必要です。
当院では、日本糖尿病学会専門医2名と看護師、薬剤師、栄養士、検査技師、理学療法士等の糖尿病療養指導士とのチーム医療により、月曜日から金曜日まで毎日午前中の糖尿病専門外来と、糖尿病教室や血糖自己測定、インスリン自己注射手技指導等を中心とした指導を行っています。特に多忙のため入院による加療が困難な患者さんに対しても、短期間の教育入院やインスリン導入目的の入院、外来でのインスリン導入等も行っており、多様なニーズに応えられるようにしています。
また、外来、入院を問わず、総合病院の利点を生かし、眼科、循環器内科、整形外科をはじめとした他科との連携により、迅速でしかも専門的な合併症の精査と治療を行っています。
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